|
|
North Wind価格: 1,529円 レビュー評価:4.5 レビュー数:10 SCUALLに続くオリジナル2ndアルバム。前作同様、いやそれ以上に季節感を随所にちりばめた作品。以後しばらく続くオリジナルアルバムの夏・冬ローテーションがこの時確立されたと言っていいだろう。デビュー間もないアイドル歌手とは思えない表現力で唄い上げた“冬のアルバム”の完成度は、本人が高熱を押してレコーディングした副産物によるものだった事は有名。
|
The Rotters' Club価格: 1,153円 レビュー評価:5.0 レビュー数:16 リチャード・シンクレア、デイヴ・スチュワート、フィル・ミラー、ピップ・パイルと所謂
カンタベリーシーンと呼ばれた一派でそれぞれ活躍した立役者が集まった贅沢バンドの1975年
にリリースされた二作目。めくるめくカンタベリーエッセンスがこれでもか!ってぐらい堪能
できる魅力的な一枚。
カンタベリーファンのみならずプログレ名盤としても名高い本作は一々解説する必要もないほ
どクオリティーの高い一枚で是非自分の音楽観を高める意味で手にしてほしい。
初っ端「Share It」から20分に及ぶ組曲「Mumps」まで退屈す |
|
|
|
|
|
|
罪の段階〈下〉 (新潮文庫)価格: 780円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 「子供の眼」をすでに読んでいたので、
メアリの裁判がどのような結果になるかはすでに知っていた。
それより、「子供の眼」をしっかり理解するための情報がどうしてもほしかった。
テリとクリスのことが特に。
そして、この物語での最大の気がかりだったのが、
カーロの秘密であった。
シングル・マザーの子供として生まれ、
愛のない母方の祖父母に育てられ、
7歳のときにクリスに引き取られる。
その経緯、またそれ以前の話に驚く。
最高に |
罪の段階〈上〉 (新潮文庫)価格: 820円 レビュー評価:4.0 レビュー数:9 超有名女優と偉大なる大統領との醜聞。セレブな弁護士である主人公。セレブニュースキャスターの被告。そして有名作家によるレイプ疑惑。
そんな派手な道具立てと、ドラマのシナリオっぽい文体で、えがきたかったものは結局「家族ばんざい」なんだね??
……そんな、アメリカ人の妄想をこきまぜて練りに練ったような小説です。
法廷物ということだが、サスペンスもロジックもトリックも大したことはありません。
セレブなキャラクターまみれな割に、テーマは「家族」なもんだから物語の展開する半径も小さい。
そして法廷で延々争われるのはレイプ疑惑。
< |